2026年日本ハム中堅手考察|なぜセンターは固定されないのか?新庄監督が求める外野像
2026年シーズンの北海道日本ハムファイターズは、交流戦終了時点で首位争いを繰り広げています。
投打ともに主力選手が定着しつつある一方で、スタメン出場数を集計していて気になったことがありました。
それは、
「センターだけが固定されていない」
ということです。
ショートは水野達稀選手が55試合、ライトは万波中正選手が61試合にスタメン出場しています。
しかしセンターは複数の選手が併用されており、絶対的なレギュラーがまだ見えてきません。
今回は交流戦終了時点のスタメン出場数をもとに、その理由を考察してみます。
なお、今回使用したデータの詳細は以下の記事にまとめています。
▶ 【日本ハム】2026年のポジションや打順別スタメン出場数・登板数まとめ【データベース】
https://radiogokkochan.com/fighters2026_stamem-matome/
Contents
センターのスタメン出場数を確認
交流戦終了時点のセンターでのスタメン出場数は以下の通りです。
| 選手名 | スタメン出場数 |
|---|---|
| 矢澤 | 18 |
| カストロ | 17 |
| 五十幡 | 10 |
| 西川 | 6 |
| 淺間 | 5 |
| 水谷 | 4 |
| 細川 | 4 |
| エドポロ | 3 |
最も多い矢澤選手でも18試合。
他のポジションのレギュラーと比較すると、かなり分散していることが分かります。
センターにはまだ「この選手で決まり」という存在がいない状況です。
ショートとの違いは明確
比較としてショートのスタメン出場数を見てみましょう。
| 選手名 | スタメン出場数 |
|---|---|
| 水野 | 55 |
| 山縣 | 6 |
| 奈良間 | 3 |
| 大塚 | 3 |
ショートは水野選手が圧倒的です。
交流戦終了時点で55試合にスタメン出場しており、首脳陣からの信頼の高さが数字に表れています。
つまり、首脳陣が固定しようと思えば固定できるチーム状況であることが分かります。
それでもセンターだけは固定されていません。
ここに新庄監督の考え方が隠されているのかもしれません。
矢澤宏太は本命候補
センター出場数トップは矢澤宏太選手です。
高い身体能力と守備範囲の広さは大きな武器であり、新庄監督が好むタイプの選手と言えるでしょう。
実際に18試合でチームトップの出場数を記録しています。
ただし、その数字は絶対的なレギュラーと呼ぶには物足りません。
首脳陣は矢澤選手を高く評価しながらも、他の選手との併用を続けています。
五十幡亮汰も守備だけでは固定できない
五十幡選手もセンター候補として期待されている選手です。
守備力と走力はチームトップクラス。
センターの守備だけを考えれば最有力候補とも言えます。
しかし出場数は10試合。
もし守備力だけでレギュラーが決まるのであれば、もっと多くのスタメン出場があっても不思議ではありません。
センターには守備だけではなく、打撃や出塁能力も求められていることがうかがえます。
カストロ起用が示す首脳陣の考え
興味深いのはカストロ選手の存在です。
センターで17試合にスタメン出場しており、矢澤選手とほぼ同数となっています。
これは首脳陣がセンターに対して、
・守備力
・走力
だけではなく、
・打撃力
・出塁能力
も重視していることを示しているのではないでしょうか。
センターは守備の要であると同時に、攻撃面でも重要なポジションになっているようです。
センターは「守備型」と「攻撃型」の選択になっている
現在のファイターズを見ると、センター争いは単純なレギュラー争いではありません。
大きく分けると、
守備重視型
- 矢澤
- 五十幡
攻撃重視型
- カストロ
- 水谷
という構図にも見えます。
つまり、
「誰が一番優れているか」
ではなく、
「その試合で何を優先するか」
によって起用が変わっている可能性があります。
後半戦のキーマンは水谷瞬かもしれない
後半戦に向けて注目したいのが水谷瞬選手です。
水谷選手は前半戦にケガで離脱した時期があり、センターでのスタメン出場は4試合に留まっています。
しかし、水谷選手の最大の武器は打撃力です。
もしコンディションが整い、センターを守れる状態になれば、
- レフト 野村
- センター 水谷
- ライト 万波
という攻撃力重視の外野陣を組むことも可能になります。
現在のセンター候補の中で最も長打力が期待できる選手の一人であり、後半戦はセンター争いの台風の目になるかもしれません。
新庄監督はあえて固定していないのかもしれない
ここまでの数字を見る限り、
センターは固定できないポジションというより、
あえて固定していないポジション
のようにも見えます。
ショートのように絶対的なレギュラーが存在するポジションもあります。
一方でセンターは、
- 守備重視
- 機動力重視
- 攻撃力重視
という複数の選択肢があります。
そのため、一人に固定するよりも試合ごとに最適解を選ぶ方がメリットが大きいのかもしれません。
まとめ
交流戦終了時点のセンター出場数は、
- 矢澤 18試合
- カストロ 17試合
- 五十幡 10試合
となっており、絶対的レギュラーはまだ不在です。
しかし、それは戦力不足という意味ではありません。
むしろ、
- 守備の矢澤
- 走力の五十幡
- 打撃のカストロ
- 長打力の水谷
という多彩な選択肢が揃っているとも言えます。
後半戦、新庄監督は誰をセンターの主役に据えるのでしょうか。
それとも最後まで流動的な運用を続けるのでしょうか。
ファイターズのセンター争いは、今後も注目していきたいポイントです。
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https://radiogokkochan.com/fighters2026_stamem-matome/
スタメン出場数や打順別起用、投手の登板数などを一覧でまとめています。今回の記事で紹介したデータの元記事になりますので、気になる方はこちらもご覧ください。